ピアノを売りたいなら多業者に査定依頼を!損せずに売る方法

ピアノ ピアノ買取

「家にあるピアノ、長年弾かずに調律もしていないが、売れるのだろうか?」

「何十年も家にあるピアノだし、引き取りにかかる代金などが取られて結局マイナスになってしまうかも」

とお悩みではありませんか?特に、クレーン車がないとピアノを出せないなどの条件がある場合は、料金がどうなるのかとても気になりますよね。

買取業者に一度依頼してしまったら後にひけない、断れないのではないか…と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

結論、ピアノを売りたい場合、一括査定を申し込み、より多くの業者に見てもらうのがおすすめと言えます。なぜならば、買取業者によって買取金額に大きな差が出るからです。

一括査定のやり方は、ネット上で「ピアノ買取 一括査定」で検索し「一括査定の申込みボタン」をクリックします。一括査定は、申し込むと、5社ほどのピアノ買取業者に連絡がいくシステムです。

一括査定を申し込んだ後に、各業者から連絡がくるのでそれぞれ査定をしてもらうという流れです。

このシステムなら、断りたい場合に「全業者の査定が済んでから検討します」と伝えられるので、普段断りづらい人にもおすすめできます。

以下は実際に9社の買取会社に査定してもらった結果の買取金額です。この9社の詳細は、一括査定で依頼した業者(5社)と、気になっていた業者に単独査定を依頼(4社)し、合計9社になりました。

9社買取金額表

査定したピアノは、筆者の家に40年間あったヤマハのアップライトピアノです。20年以上弾いておらず、調律も20年以上していない状態でした。

上記表にある9社が大体似通った数字になるのかと思っていたら、11万円も差が出ました。この経験から、一括査定などを申し込んで多くの買取会社に査定してもらう重要性を感じます。

この記事では、ピアノ買取業者の選び方や売る際のピアノの状態から、買取業者を決めた後の流れまでお伝えします。

差が出た買取業者のタイプや査定のポイント、買取業者のさまざまな手法をお話しします。ピアノを売りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ピアノを売りたいなら一括査定を申し込んで多数業者に査定してもらう

一括査定ボタン

売りたいピアノがあれば、まず一括査定を申し込み、1社でも多くの会社に見てもらうのがおすすめです。買取業者によって判断基準が違い、かなり大きな差が出ます。

一括査定を申し込むと、一括査定を受け付けている業者を経由して、買取業者の5社ほどに連絡が届くシステムです。買取業者は、一括査定を受け付けている業者と契約している会社になります。一括査定に申し込んだ後に、各業者から連絡があります。

あとはそれぞれの買取業者の査定項目に沿って査定する流れです。買取業者によって値段に大きく差があるため、複数の業者に査定してもらいましょう。

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ピアノ買取査定でチェックされる項目

ピアノ

ピアノの買取査定でチェックされる項目を2つに分けて説明します。

  • 査定する上で重要な項目
  • 査定に影響する項目

査定する上で重要な項目は、買取業者全体に共通するメインのチェック事項です。査定に影響する項目は、業者によって査定項目が異なります。

査定する上で重要な項目

ピアノ査定で重要な項目は次の通りです。

上記は、ピアノ買取査定をする際に必要な情報で、この情報がなければ査定ができません。ほかにも査定に影響する項目は業者によってさまざまありますが、全業者に共通する必須項目です。

しかし、ピアノのメーカー名(例:ヤマハ)や種類(例:アップライトピアノ)がわかっても、モデル番号や製造番号を知らない方も多いかもれません。

モデル番号や製造番号を確認したい場合は、ピアノのフタを開けると中に番号が印字されています。フタを開けて印字がない場合などは査定申し込みをする際にその旨記載すると、業者の方が対応してくれます。

調律やペットのかじり傷は査定に含まれる場合と含まれない場合がある

そのほか、一般的には外見なども査定に大きく影響すると言われています。しかし実際は、外見が査定に影響するかどうかは買取業者により異なるようです。

実際査定に出した際、影響するのではないかと思っていた以下の3つのことがありました。

  • 調律を20年以上やっていない
  • 昔ペットがかじった傷がある
  • ピアノの椅子がボロボロになっている

上記が理由で値下げする業者もあったのですが、実は全く気にしない、査定に影響しないという業者もありました。ひとつずつ説明しますので、ぜひ参考にしてください。

売るためだけの調律はしなくていい

調律の状態は査定に影響する印象がありましたが、業者の考え方によるようです。一つは、調律をこまめにしているほうが、高値となるという業者。

もう一つは、調律をしていても結局移動させることになるので、調律していても、していなくても関係ないという業者がありました。

高値と言っても、何万円も上がるのではなさそうなので、売るために調律を考えている方は、調律はしなくてもよいです。売るためだけに調律することで、調律費用の方が買取金額よりも高くなると、もともこうもありません。

結局マイナスになってしまうこともあるので、ピアノを売るためだけに調律するというのは、よく考えた方がよいでしょう。

昔飼っていたペットがかじった傷

ペットがかじった傷

画像は実際にひきとってもらったピアノで、赤丸部分が昔飼っていた小動物、げっ歯目のチンチラとウサギがかじった跡です。ガリガリかじられた傷が複数あり、査定に影響しないか心配でした。

傷があるため査定に影響すると言ってきた業者もあります。しかし、この程度の傷であれば、修復できるので査定には影響しませんと言う業者もあり、ここでも意見が分かれました

ただし修復不能な大きな傷がある場合は、査定に影響するようなので、事前に買取業者に伝えておきましょう。

ピアノの椅子は引き取ってもらえるが値段はつかない

ボロボロの椅子

ピアノの椅子は査定には入りません。椅子は関係ないと答える業者がほとんどでした。

引き取っても引き取らなくてもどちらでもよさそうな雰囲気です。引き取り希望の場合は念のため、事前に伝えておいた方がよいでしょう。

画像は実際に引き取ってもらった椅子です。昔飼っていた小動物たちにボロボロにされましたが、この状態でも大丈夫とのことで引き取ってもらいました。

売りたいピアノの市場価格を調べておく

ピアノモデル番号製造番号

売りたいピアノが現在どのくらいの価値があるのか、査定が入る前に市場価格を調べて把握しておくのもよいでしょう。アップライトピアノの場合、上のフタを開けると中にモデル番号と製造番号が印字されていることがほとんどです。

また、ピアノの査定を申し込む際は、メーカー名と製造番号の入力が必須項目なので、ピアノを売りたい場合はフタを開けて確認しましょう。

ピアノ買取にかかるコスト

ピアノ搬出

ピアノの買取には、コストがかかる場合があります。以下の費用について別途費用を請求されることがあります。

  • 搬出の人件費
  • クレーン代と諸費用

引き取り当日になり、前もって決まっていた査定額から差し引いて請求される場合もあります。そのため、あらかじめ決まっていた査定額に人件費などが含まれているか事前に確認する必要があります。

搬出の人件費

ピアノは重いため、搬出作業には専門スタッフが必要です。ピアノのサイズや重さによりますが、最低でも2人分の人件費が発生していると考えられます。

クレーン代と諸費用

特にマンションや狭い入口の住宅にある場合、クレーンが必要です。クレーンが必要かどうかは、ピアノ購入時をどのように搬入したかによります。

また、クレーン費用を含めた査定額をあらかじめ出している買取業者と、費用を別途請求する買取業者があるので注意が必要です。

最悪の場合、買取に出したのに、売るどころか支払うことになる事態も発生します。見積もり時に、詳細をしっかり確認しましょう。

良いピアノ買取業者はシンプルで誠実!複雑な話に持っていく業者には注意

訪問業者

ピアノ買取業者はピアノの査定方法がそれぞれ異なります。一括査定を申し込むと、ピアノ専門の買取業者だけでなく、ピアノ以外のもの(ブランドバックやアクセサリーなど)を扱う買取業者が提携業者の場合もあり、さまざまです。

良い買取業者ももちろんあるのですが、悪徳に近いと感じた買取業者があったのも事実です。査定方法が気になる業者もあったので、紹介します。

  • テレビなどでよく見る業者
  • ピアノへの愛情が全くない業者
  • 訪問なしの業者
  • 訪問ありの業者

一番よいのは、シンプルで誠実な業者だと感じます。しつこい業者にぐいぐい入り込まれている場合は、十分にお気を付けください。

テレビなどでよく見る業者

テレビやよく見る媒体での広告を、例えば長年見ている場合、思わず信頼してしまうかもしれません。しかし、よく聞く名前だからとすぐに信頼するのは危ないです。

査定額が出たと連絡があり、その査定額から諸費用を引いていき、やがて0円、もしくはこちらが支払う側になるケースもあります。こちら側が支払うことを、理屈を並べて当然のように話されることがありますが、そのような場合は別の業者に査定してもらって比較することが効果的です。

別の業者にも依頼しているので、返事を待ってもらうように伝えましょう。その際に、今決めてほしいなど業者が言ってくると、怪しい業者かもしれません。

詳細を隠していそうな場合は慎重に対応しましょう。

ピアノの愛情が全くない業者

ピアノ買取業者の中にはピアノへの愛情を全く感じない業者もあります。ピアノを大切にしていて、売る決意をした人ならば、そういう業者には買ってもらいたくないと思うのは当然のことです。

そのような業者は適正価格を提示しない可能性もあるので、取引を即決することは、おすすめしません。良いと感じる業者はたくさんあるので、別の業者に査定してもらって比較をしてから決めるようにしましょう。

訪問なしの業者

訪問せずにメールやオンラインで査定額を提示する業者には、実際の引き取り時に大幅な減額を行う場合があります。

ただし、当日引き取りに来た際に、買取額に大幅な減額があり納得できない場合は、帰ってもらうという選択ができる業者も多いです。訪問なしの業者に買取してもらう場合は、当日の対応もしっかり確認しておく必要があります

訪問ありの業者

訪問査定を行う業者は、ピアノの状態をしっかり確認した上で査定を行うため、信頼性が高いです。ただし、買取価格4万円のところ「今日契約してもらったら5万円で買い取ります」というように、契約の即決を促す業者もあります。

このように即決させる業者は注意したほうがよいでしょう。断りにくい場合は「相談しないといけない家族がいるのでまた返事します」などと伝えるとよいです。

また、ピアノ専門の買取業者ではなく、ブランド品やアクセサリーなども買取している業者が訪問する場合、ピアノ以外で売るものがないか聞かれる場合があります

その場合は、売りたいものがたまたまあれば買取してもらえばよいですが、無理に売るものを探すようなことはしなくてよいです。

その探している間に、業者が家の中をチェックしていたりすることがあるので気をつけましょう。

ピアノ買取業者を決めた後の流れ

電話

業者を選んだ後は以下の手順で進めます。

業者によっては、先に引き取り日だけ決めておき、前日に時間帯の連絡が来る場合があります。運送業者の方々は、タイムスケジュールなため、前日にならないと時間帯が確定できないようなのです。

前日に時間帯が決まれば、当日はいよいよ引き取りを待つのみ。

引き取り業者が到着すると、いきなりピアノを搬出するわけではなく、まずはピアノの状態が情報通りであるかチェックします。

業者側で疑問に感じた点は、すぐに確認を取り、もともと提示していた査定額に変更がないか確認します。ピアノを動かした際に、新たな傷が発覚することもあるのだそうです。

状態を確認したのちに、査定額を改めて確認し、了承するとピアノの搬出が始まります。搬出はわずか5分10分。搬出が終われば買取額を受け取り終了です。

ピアノ買取当日に現金支払い

現金払い

ピアノ買取の支払い方法は、現金で支払われるのが一般的です。現金で受け取るのが嫌な方には振込をすることも可能ですが、振込の場合は少し時間がかかるそうです。

現金であれば、ピアノの搬出完了と共に受け取れるので確実な安心感があります。業者側も現金の方が都合がよいようなので現金がおすすめです。

また、業者によっては振込は受け付けないなど支払い方法が異なるので、事前に支払い方法を確認するようにましょう。

当日に査定額から諸経費を引かれる可能性もあるので注意!

諸経費

引き取り当日に、もともと伝えられていた査定額から、諸経費を引かれる可能性もあるので注意しましょう。また、あらかじめ伝えている査定額を事前に確約する業者もあります

万が一、査定額の変更があり納得できない場合は、その時点で引き返してもらう選択ができる買取会社も多いです。事前に聞いていた査定額が当日変わって納得できない場合に、ピアノを引き取らずに帰ってもらえるのか、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

もし断った場合、ピアノ引き取りの査定会社はたくさんあります。改めて一括査定など活用して査定をしてもらうとよいです。

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一括査定を申し込んで比較した上で決めよう!

一括査定は、複数の業者から査定を受けられるため、最も高い買取価格を選ぶことができるのでおすすめです。ピアノ買取業者は全国たくさんあります。

急がないならば時間をかけて、別会社の一括査定を積極的に利用しましょう。その際、気になる買取業者があれば、単独でも積極的に査定を申し込んでください。

大切に使い続けてきたピアノです。自分の納得のいく業者に引き取ってもらいたいですよね。

焦らずに比較検討し、信頼できる業者を選んで、満足のいく取引を実現しましょう!

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